京都:三十三間堂
2013/06/26 | MarkedPost, かづよ備忘録 | kazuyo
MarkedPost “Sanjusangen-do Temple”より
新婚旅行第一弾は京都。
今回初めて三十三間堂(正式名称:蓮華王院本堂)をガイド付きで回って面白かったので、忘れないうちに備忘録。
三十三間堂の歴史や名の由来はWikipediaで確認できるからいいとして、私が興味を持ったのは千手観音に関する説明。
千手観音立像は各10段50列に並んでいて、本尊の背後の1体も合わせると全部で1,001体になる。……が、千体揃っていることはほとんどない。常に修復や美術館への貸し出しが行われており、すべて揃うのは特別イベントの時のみなのだそう。
千手観音と言うけれど実際には42手しかなく、本当に千本もの腕があるのは
・奈良の唐招提寺(とうしょうだいじ)
・大阪の葛井寺(ふじいでら)
・京都の寿寶寺(じゅほうじ) にあるものだけなのだとか。
じゃぁなんで「千手」と言われるかというと、身体の前で組んでいる手を除き、40本の手がれぞれ25の世界を救うものとされているので、つまり 40本×25=1000 という計算らしい。
千手観音と呼ばれているけれど、正しくは「十一面千手千眼観音」。
40本の手にはそれぞれ道具が握られており、よくよく見ると手のひらに「仏眼」と言われる目がついていて(これはよく見ないと分からない!)、アタマの上には10個の顔が乗っかっている。
頭上の顔はほとんど怒ったり悲しんだりしているのだけど、1つだけ口を開けて笑っている面がある。笑顔の面は背面にあって、残念ながら正面からは見えないようになっている。しかし、堂内には「おさわり観音」なる 一般客が触ることができる仏像があって、そこで笑顔の面を確認することができるので、これは要チェック。
ともあれ、今回一番びっくりしたのは、観音像のヒゲ。
観音像に限らず 仏像の口元ににょろにょろしたヒゲ的なもの、あれずっとヒゲだと思ってたんだけど、実は口がぱくぱく動いていますという効果線だったという事が判明。うわー。長年、女子(風)なのにヒゲ生えてるーwwwって思っててごめんなさい。
ガイドさん曰く「仏が物言うから『ぶつぶつ言う』」んだとか。
はてさて、おあとがよろしいようで。
- 蓮華王院 三十三間堂
蓮華王院三十三間堂公式ホームページ. … 蓮華王院 三十三間堂 本坊 妙法院門跡 妙 法院『神仏霊場(京都)39番』. 住所 : 〒605-0941 京都市東山区三十三間堂廻り町 657 開門時間 : 8時~17時(11月16日~3月は9時~16時) 受付終了は各30分前(年 中 …- 三十三間堂 – Wikipedia
三十三間堂(さんじゅうさんげんどう)は京都市東山区にある仏堂。建物の正式名称は 蓮華王院本堂(れんげおういんほんどう)。同じ京都市東山区にある天台宗妙法院の 境外仏堂であり、同院が所有・管理している。元は後白河上皇が自身の離宮内に創建 した …- 三十三間堂・本堂 – 地図・観光情報 【トリップアドバイザー】
【トリップアドバイザー】 三十三間堂・本堂に行った人たちのリアルな体験談、写真、 口コミをご覧いただけます。 三十三間堂・本堂は京都市で6位(321件中)の観光名所 です。- 三十三間堂~地図・アクセス・写真など観光情報:京都パーフェクトガイド
京都・三十三間堂(さんじゅうさんげんどう)写真と地図、拝観時間、アクセス、歴史や 見所などの観光情報 もとは後白河天皇の離宮「蓮華王院」である。 本堂(国宝に指定) の柱の間数が33あるので三十三間堂と.- 千手観音立像 – 蓮華王院 三十三間堂
千手観音坐像と千体千手観音増. - 国宝 千手観音坐像 (こくほう せんじゅかんのんざ ぞう). 左右、計千体の等身観音立像に囲まれて、お堂中央に安置されるのが丈六の 坐像で「中尊・ちゅうそん」と呼びます。広々とした空間の巨像は、像高が3メートル余、檜 材 …- 千手観音 – Wikipedia
千手観音(せんじゅかんのん)、梵名サハスラブジャ・アーリア・アヴァローキテーシュ ヴァラ(सहस्रभुजआर्यावलोकितेश्वर [sahasrabhuja ārya avalokitezvara]) は、仏教における信仰対象である菩薩の一尊。 「サハスラブジャ」とは文字通り「千の手 」の …
前の記事: ドーナツにはなぜ穴があるのか---およびダンナさんの謎の生態
次の記事: バタフライエフェクトを観た
2013/06/26 | MarkedPost, かづよ備忘録
前の記事: ドーナツにはなぜ穴があるのか---およびダンナさんの謎の生態
次の記事: バタフライエフェクトを観た
コメント/トラックバック
トラックバック用URL:
この投稿のコメント・トラックバックRSS