CakePHPってなに？WEBアプリケーションフレームワークってなに？美味しいの？

CakePHPってどんな時に使えば良いの？という質問をもらったので書いてみます。
ぶっちゃけると、WEBアプリケーションならなんでもOKですｗ
それじゃあ、あんまりなので、僕がCakePHPを使うようになった経緯を書いてみます。

頭から順々に処理を書いて行き、必要に応じて関数に切り分ける。いわゆる関数型って言うんでしょうかね？
初めは、そんなプログラミングでした。
今でも、あんまし変わらないけど。
具体的には、ページ毎に.phpファイルを作って行き、共通する処理はconfig.phpにまとめておく。
という、それだけ。
さらに具体的には、ファイルの上部にPHP、下部にHTMLと言う構成で1ページの.phpを書いてました。
これはもちろん俺流で、気分によって微妙に書き方が変わっていました。
変数も関数も命名規則はなく、ディレクトリ構成は完全にその時の気分で作ってました。
独学で俺流なので、適当に書くことの弊害を理解していなかったんですね。
簡単なものなら俺流でもまったく問題ありません。
それこそ1ページで完結しているようなアプリケーションとか。
でもそこそこ複雑で、何十ページにも及ぶようなアプリケーションになってくると話は違いました。

そこそこな規模になることは分かっていたので、俺流は俺流でもある程度は規則を作って臨みました。
しかし規則に当てはまらない想定外な事態が次々に発生し、はじめに作った俺流規則は全く役に立たなくなってしまいました。
できたアプリケーションは動くには動くが、明らかにスパゲッティなコードでした。
だって自分で作ったのに、自分で直せないんだもんｗ

規則を作るの面倒だ！
どっかに誰かが作って、そして実践で生かされている規則はないのか？
あるんですね～ｗ
オープンソースって素晴らしいですね！
その規則が、フレームワークです。

そのころ巷では、ruby on railsが流行っていて、PHPフレームワークも注目を浴びてたように思います。
なんでも、ruby on railsは超速でアプリケーションが作れるんだとか。
そしたら僕も使ってみたいぞ、どれを使えば良いんだ？

CakePHPは、初めから規則が決まっていてそれに従って作る。
ディレクトリ構成が分かり易い。（主観ですが）
日本語情報が比較的多め。
ruby on railsに似ている。
基本的にCakePHP単体で動く。その他のライブラリとか要らない。
この辺がCakePHPを選んだ理由でしょうかね？
あと以下のサイトにある動画も影響大きかった気がします。
10分で作るCakePHPアプリ for Windows
http://moyashi.jp/cake/

なんでCakePHPとかのフレームワーク使うと、早く開発ができるの？、って話なんですが、
データベースを使ったアプリケーションなら、登録する、削除する、編集する、一覧する、っていう主な4つの動作、それ自体にそんなに違いは無い。
なので予め作っておいて、それを改造すれば良い。
具体的にどんだけ早いの？って話なんだけど、データベースが作ってあって、環境があって、CakePHPも設置済みであれば、
主な4つの動作をするアプリケーションが数秒で出来てしまいます。
これは誇張しているわけではなくて本当です。
つまりフレームワークに沿ったアプリケーションが自動で生成されてしまうわけです。
あとはそれをカスタマイズすれば、希望通りのアプリケーションが完成するっていう流れです。
まあ実際にはそこまで簡単では無いんですが。

さらに具体的に、どんな場面で使えば良いのか？
例えばWordPressだって、カスタマイズすればなんでも出来るようにはなるでしょう。
ですが新しいテーブルをいっぱい追加して、それが複雑にリレーションするようなカスタマイズが、果たして簡単でしょうか？
WordPressの機能を半分も使わないようなアプリの開発に、WordPressを使う意味はあるでしょうか？
疑問に感じたら、CakePHPの出番かもしれません。

人の欲求に答えるように、WEBアプリケーションはどんどん複雑になって来ています。
しかしその度にプログラマー達は、複雑なアプリケーションを簡単に作れるように、新しい技術を創り出してきました。
CakePHPもその一つなのだと思います。

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