パラリンピックのチケットが完売?

2014/10/25 | 直情径行 | hideichi

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パラリンピックのCM動画が、あまりにもかっこ良くて、
40過ぎのおっさんが泣いてしまった話。

NHK見てたら、走る哲学者こと為末大と、中2病の生みの親、伊集院光がでてたので思わず見てしまった。内容はパラリンピックだ。

そこに「チケットは完売」と出てきたので、思わず「え?」っとなる。

パラリンピックって、あの障害者のスポーツだろ?
オリンピックの「おまけ」でやってるアレだろ?
なんでそんなチケットが完売するの?
オリンピックのハコでやってるらしいから、相当デカイでしょ?
そんなんで完売するの?

これには色々、理由があるらしい。
ロンドンのチャンネル4っていうTV局の人(プロデューサー?)が、パラリンピック好きなんだって。

健常者と同じトレーニング方法は使えない。
通常の理論とかセオリーなんてものは通用しない。
そもそも同じ障害なんてない。
手が無いって言っても、10㎝は残ってる人もいれば、20㎝残ってる人もいるだろう。
付いている筋肉が違う、骨だって違うのだ。
だから選手達は、自分に合ったトレーニング方法を編み出し、実践し、鍛え上げてきた。
それはもう個性の塊だ。
もちろん、その障害によって戦い方も変わってくる。
道具だって違うし、動き方が違う。
そこにマニュアルなんてない、基本もなければ基礎なんてものもない。
全部自分で、己の道は己で切り開かねばならないのだ。
そんな人達が全力でぶつかる。
それがパラリンピック。

TV局の人はパラリンピックが好きで、今度のロンドン大会でなんとか取り上げられないか?
そう考えた。
しかしそれは、障害者スポーツの祭典だ。当然、障害も取り上げることにもなってしまう。
パラリンピックを取り上げる上で、障害を外すことはできないのだ。
TV局の人は悩んだ。安易に障害を取り上げてしまっては、差別ととられてしまう。

TV局の人は一人のパラリンピック選手に、正直に悩みを打ち明けた。
帰ってきた答えは、「見てもらえるのは、嬉しいです。」
これだけ。
障害や障害者のことをどう扱えばいいのか?、相談したはずなのに、そのことには一切触れない。ただ一言、
「見てもらえるのは、嬉しいです。」

TV局の人は気がつく。
「障害を隠さず、全てを見せよう」

そうやって出来たのが、このCM。

Channel 4 Paralympics – Meet the Superhumans from IWRF on Vimeo.

[YouTube] http://youtu.be/kKTamH__xuQ

是非、音有りで。音楽が最高にかっこいいんです。

公開されるや否や、世界中で絶賛の嵐を巻き起こす。
再生回数、100万回オーバー。
世界一のクリエイティブを決める、カンヌでグランプリを受賞。
米有名雑誌の編集者はこのCMを評して『これまで見た中で最高に素晴らしいオリンピック(関連)CM!見なきゃ損!シェアすべき!』と語る。

見よ!、この鍛え上げられた肉体を!
決してあきらめない心を!!

これが本当に障害者なのか?
障害ってなんだ?
健常者の俺より、全然かっこいいじゃないか!

この裏に、「障害者のくせに!」という、差別・偏見の感情があることに気づき、胸がきつく締めつけられるのだった。

確かに障害者と呼ばれているけど、それがなんだ?!
だから、どうした?!

そんな力強いメッセージを受けた。
俺も、もっとがんばらないと。

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”Forget Everything You Thought You Knew About Strengh.”
あなたが(今まで)「強さ」について知っていると思っていたことは、全て忘れなさい。
=あなたは(今まで)人間の本当の強さとは何か、知らなかったのです。

”Forget Everything You Thought You Knew About Humans.”
あなたが(今まで)「人間」について知っていると思っていたことは、全て忘れなさい。
=あなたは(今まで)人間の本当の姿とは何か、知らなかったのです。

”It’s Time To Do Battle.”
さぁ、戦いのときは来た。

そしてタイトルは、
” Meet The Superhuman ”
スーパーヒューマンを目撃せよ。

彼らは文字通り、障害を乗り越えた超人なのだ。

このCMを皮切りに、チャンネル4はパラリンピックを大々的に放送。
テレビのみにとどまらず、複数のデジタルチャンネル、インターネットでもストリーミング。
その放送時間は400時間を超えたという。
日本ではハイライトだけ数時間で終わってしまったらしい。

かくしてパラリンピックの会場には人々がつめかけ、チケットは完売。
大会には若者が多く観戦に行ったらしい。

大会後、ロンドンで行われた「凱旋パレード」には、オリンピック、パラリンピックの選手が、分け隔てなくオープントラックで凱旋したそうである。

ロンドンでは大会後、障害者を気遣う若者を多く見かけるようになったらしい。
ロンドンの石畳を止め、車いすでも走り易い道を作ったりしているらしい。

ロンドンは変わった。
東京は変われるだろうか?

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2014/10/25 | 直情径行

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