ミニマリストに憧れて

飢餓というのは、生命にとって最も恐れなければいけない事の1つだ。
その対極にあるのが、飽食だ。
とするならば、現代は人間という生命にとって最も幸せな時代なんだろうか?

飽食の時代と呼ばれ、肥満が社会問題になっている。
食べることは生命にとって、理にかなったじつに正しい行動である。
だからこそ食欲なんてものを人間はもっている。
しかしだからと言って、食べすぎは良くない。
なんでもそうだ、過ぎたるは及ばざるがごとしだ。
しかし資本主義は人間の欲望を逆手にとって、あの手この手で人間の欲望を刺激する。
結果食べすぎ、肥満になる。
原因は資本主義だけじゃなくて、残さず食べるのが礼儀だとか、いっぱい食べるのが男だとか、色々あると思うけど。
一生懸命、経済が回るように努めると、結果、供給過多になる。
それが資本主義なんじゃないかと思う。
これは食べ物に限った話ではない。あらゆるモノが供給過多である。

広い部屋に引っ越してきて4年。
気がついたら僕の部屋はモノで溢れていた。
1回しか使った事がないフードプロセッサー、2回しか使った事がないプリンター、
たこ焼きプレートが付いた立派なホットプレート、会社で座っている椅子より立派なワークチェア、
脱いだ服をかけて置くだけのソファ、ユニクロのおかげで無限に増えていく着ない服。
バーベキューができそうなベランダ、3口コンロ。
40を目前に腹回りに余計な肉が付いてきたと思ったら、僕の部屋は余計なモノで溢れいた。

そもそも良く考えたら、今の僕にこんな広い部屋は必要ない。
滅多に入らない湯船は必要だろうか?
そんなこと言ったら、トイレだって洗面台だって洗濯機だって冷蔵庫だって、そんなに使わないだろ?

旅慣れしている、旅の達人は荷物が少ない。
その方が明らかに身軽で、フットワークが軽い。
見た目にもスマートでかっこいい。
旅を人生に置き換え、人生の達人もこうあるべきだと思う。
いま僕はミニマリストに憧れている。
僕にとってミニマリストとは、必要なモノ以外は持たない暮らしだ。
逆に言えば、不必要なモノを捨てる暮らしだ。

僕にとって必要なモノはクラウドにある。
思い出だってクラウドにある。
お金は銀行にある。
住む所は借りればいい。
シェアできるものは、シェアした方が効率的だ。
使わなくても古くなるのは変わらない。
今の僕には、着替えと洗面用具とPCがあれば十分だ。

なにかを得るには、なにかを捨てなければいけないと聞いた。
余計なモノを捨てた僕には、なにが入ってくるんだろう。
そう考えるとワクワクする。

と前置きが長くなりましたが、シェアハウスに引っ越すことにしましたw
以上www

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