神話を巡る冒険@鹿島神宮 本殿
失敗したなぁ。本殿の写真をあまり撮ってなかったw
御船祭の前に、境内をお参りする。どうやらお祭りの前に本殿を始めと、いろいろなところを修繕したようだ。鳥居は新調され、真新しい木製のものに。本殿は色鮮やかに塗り直されている。
鹿島神宮は、東国三社(とうごくさんしゃ:関東にある鹿島神宮・香取神宮・息栖神社をまとめた総称)の一つで、関東を鎮守するためにつくられた。
鹿島神宮の主祭神は建御雷神(タケミカヅチ。武甕槌神とも書く)である。イザナミは末っ子:カグツチという火の神様を産んだときの陰部のヤケドが元で死んでしまう。それに腹を立てたイザナギがカグツチを切り捨てた時に飛んだ血の塊から産まれた神様で、雷神、かつ剣の神とされている。
ここ、鹿島神宮の主宰神として祀られていることから鹿島神(かしまのかみ)と呼ばれることもあるそうだ。
12年に一度執り行われる御船祭は、鹿島神宮の御祭神であるタケミカヅチが約2,000人の大行列・約120艘の大船団を引き連れて、香取神宮の御祭神である経津主神(フツヌシ)と水上で出会うという大イベントのことである。
タケミカヅチは、フツヌシとともに、天孫降臨に先立って高天原から葦原中国(あしはらのなかつくに:日本のこと)に降りてきた。そして、大国主命(オオクニヌシノミコト)から国譲りの交渉を成功させ、抵抗する神様たちをねじふせた圧倒的強さを誇る武神らしい。
その強さや交渉力から、香取神宮とペアで「国家鎮護の軍神」、また「勝利の神様」「武術の神様」として、朝廷・武士をはじめ多くの人の崇敬を受けてきた。……かっちょえぇ。
というわけで、そんな「邪魔するものはぶった切る!」勝利の神様が主宰神なので、人生の転換期を“斬り拓いていく力”をくれるパワースポットなのだ。
「意を決したものが導かれる」とも言われ、人や組織を束ねるリーダー、独立起業者や人生の転換期に自分の道を突き進む時にお参りに行くとよいのだそう。あぁいろんなことが上手く行くといいなぁ。
手を合わせて空を見上げたら、いつの間にか分厚い雲が晴れていたよ。
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