神話を巡る冒険@鹿島神宮 奥宮
鹿島神宮の奥宮は、本殿に比べると簡素な雰囲気。
けれども、本殿から奥宮へ続く奥参道の、巨木が織りなす厳かな並木道を抜けたところに現れる様は、なんともいえなく清々しく神々しい。華美な本殿よりも神がかっているとさえ思える。
それもそのはず。元はこちらが本殿だったのだから。
現在の本殿が二代将軍・徳川秀忠公により奉献されたときに、徳川家康より奉献された建物を移築したものが、今の奥宮の建物なのだ。
本殿はタケミカヅチの「和魂(にぎみたま:穏やかな魂)」を祀っている。それに対し、奥宮は「荒魂」(あらみたま:荒ぶる魂)を祀っているといわれている。
つまりこの場所は、タケミカヅチの荒々しいまでのパワーを象徴し、新しい物事を生み出すエネルギーをいただけるところだともいえる。
途中で投げ出すクセのある私は、何事も貫き通せる強さをもてるようお願いしてみた。
あぁ。それにしてもなんて気持ちのいい場所なんだろう。
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