神話を巡る冒険@鹿島神宮 要石
さて。今回の旅のきっかけともいえる、鹿島神宮の要石に会いに行く。ここは鹿島神宮の中でももっとも強大なパワースポットともいわれている場所だ。
鹿島神宮側から要石について調べると、様々な言い伝えが出てくる。
・タケミカヅチが要石を打ち下ろし地震を鎮めた
・地上部分はほんの一部で、地面の下は大きな岩になっていて地中で暴れて地震を起こすナマズだか竜を押さえてこんでいる
・徳川光圀が要石の周りを昼夜兼行で7日7晩掘らせたが、底には達しなかった
などの伝説が見つかるのだが、どうも高千穂神社との因縁(高千穂神社から贈られた)を書かれた史実が出てこない。あまりにも昔のこと過ぎて事実確認もできず、要石の出生は、鹿島神宮側から調べてると謎に包まれたままとされている。
ここの要石は男の人の両方の手のひらを広げたくらいの大きさである。同じく東国三社(とうごくさんしゃ:関東にある鹿島神宮・香取神宮・息栖神社をまとめた総称)のうちの一つである香取神宮の要石と対にして描かれることが多い。
なぜなら、鹿島神宮の要石が凹型なのに対し、香取神宮の要石は凸型になっており、組み合わさるような形になっているからだ。二つの要石は地中で繋がっているという伝説もあり、二つ合わせて関東の地震や災厄を封じ込めていると言われている。
東日本大震災の時には大きなパワーを放出して、関東の被害を最小限に食い止めていた……なんていうハナシをまことしやかにする人もいたりするわけなのだけど、今回のお祭りでパワーを取りもどすともっぱらのウワサ。
お祭りに合わせて来たのも、パワーが満ちあふれるときに来てみたかったというのがある。いやぁ、もう会えて満足。あとは御船祭を見届けて帰るだけである。
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