おわら風の盆:そして祭りが始まる

2002/09/01 | かづよ備忘録 | kazuyo

おわら風の盆 八尾町

道の両側に灯籠が差し込まれ、明かりが灯る。…夜だ。
町中に何とも言えない熱気が渦巻き始める。
始まる…。静かに、でも確実に興奮の渦に飲み込まれていく。

おわら風の盆

『風の盆』という名から推測できるように、この祭りは死者の魂を迎え、送る行事もかねている。

どこからともなく聞こえて来る調べ。琴線を優しく震わせて、風とともに消えていく。町を踊り流すことで、死者の魂をも送っているのだと町の人は言った。この町に生きてきた先人たちの魂が、美しい調べとともに昇華していく。

おわら風の盆

町の演舞場で舞いを披露した後、踊り手たちは通りへ繰り出す。踊りながら町のあちこちを練り歩き、それこそ一晩中、踊っては仮眠を取り、仮眠を取っては踊る…ということを続ける。この風習は俗に「流し」と呼ばれている。

3日目の夜更け、踊り流していた人々は、誰が言うともなく各町の公民館に帰ってくる。そこで車座になって心ゆくまで踊り、心を合わせて「終わりの唄」が唄われるとともに祭りを締めくくる。

車座の形は町によって異なる。地方(じかた)のみ車座を組み、踊り手は整列したままの町もあるし、写真の諏訪町のように地方を中心として踊り手が周りを取り囲むところもある。
諏訪町では、まず地方を中心に年輩の者が踊り始め、夜が明けるに従って徐々に若者が加わり、やがて大団円を迎える。

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