おわら風の盆:豆知識
おわら風の盆で「おりる」とは
これは、おわらを踊る時のそろいの衣装である。色違いやちょっとしたデザインの違いなどあるが、この着物を着て踊っている女の人は多い。
…ん?! よく見ると、この着物に混じって、ちらほらと浴衣を着て踊っている女の人も見かける。
この違いは何だろうと思っていたら、町の人が教えてくれた。
「そろいの着物は、28歳までしか着られないの。28になったらおりるのよ。」…うわ。アタシ、ラストチャンス近いじゃな〜い!
しかし、このおわらを踊るための衣装はお土産屋さんで売っていることもあり、観光客の中にも着て、同じ気分を味わっているらしき人もいた。…どう見ても うば桜って感じのおばちゃ…や、シツレイ、昔の娘さん風だったのが気にかかったんだけど。
ふかん堂とは
これは町内のあちこちに祀られている社(やしろ)である。
富山県内では、大風が吹かないようにという願いを込めて、風神を祭る社「ふかん堂」(ふかん=吹かん=吹かない)が各地に建てられている。
まぁ、これは風神の社でないにしろ、とにかく社のたくさん建っている町だった。…またそれが、古さを残した町並みにしっくり馴染んでいて、目新しくも懐かしい風景となっていた。
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2002/09/01 | かづよ備忘録
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