ヴェトナム編:働く女、働かない男
道のあちこちで、こうして屋台が出ている。切り盛りしているのは、ほとんどが女性。
彼女たちは、ご飯時になるとどこからともなく現れて、手際よく店を出す。路上で商売をすることが禁じられているので、お巡りさんがきたらスグに店を畳めるように、どこもイスは小さなプラスティック製のものを使っている。それにしても、すごいよ。天秤棒でMy七輪持参!
ハラペコな時間に、あちこちからいいニオイが漂い始める。…だけど、どう好意的に見ても衛生状態がいいとは言えない。どうしても食べたかったけど、日本に帰って隔離病棟行きなんて笑えない…。
食べられないとなると、ますます美味しそうに見えてくるから不思議よね(笑)。
これは中華風のお粥(泥っぽい色をしていた。きっと赤米か何かを混ぜているのだろう)の屋台。揚げ麩(写真中央にうずたかく積んであるパンのようなもの)や、肉・野菜・ピータンなどをトッピングして食べていた。実に興味をそそる。
うぅむ。働くオンナはうつくしいっ!
メシを喰う人々
天秤棒で火のついた七輪をひょいひょいと運んでいて、定位置に着くとささっと店を広げる。たちまち肉を焼く匂いだの、スープの煮立つ匂いだのが漂ってくる。
みんな、白米におかずをのっけて かっ込むように食べている。
白米離れが言われて久しい日本だけど、こちらではそんなの無縁みたいね。あんなに美味しそうに食べてるのを見ると、アタシも隣りに座って口のまわりをごはん粒だらけにしながら「おかわり!」って言いたくなる。…元来アタシ、ごはん大好きだもん!
米食文化をもっと大事にしたいなぁと、つばを飲み込むかづよであった。
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2002/05/01 | かづよ備忘録
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