ヴェトナム編:「レトワル」でフランス料理を食す
ホーチミン中心部からちと離れた、カンボジア領事館近くにある『レトワル』。
ここは現地ガイドの女の子(例の最後まで名前を覚えてあげられなかった子)もオススメのお店。ヴェトナムで最高の賞を取ったシェフが切り盛りしているそうで、日本の雑誌(HotdogやTokyo Walkerなど)でも取り上げられたことがあるらしい。店内に切り抜きが張ってある。
本格的な おフレンチというよりは、気軽に楽しめる洋食的な位置づけ。1階はデリになっており、パリの明るい食堂の雰囲気(パリは行ったことないけどね。あはは)。2階は写真の通りちょっとシック。時々ギターの生演奏なんかもやるらしい。客は白人がほとんどだった。
フル・コースなんてとても食べられないので、もっと簡単なセットを頼んだ。スープ(or前菜)・パスタ・メイン・デザート・コーヒーのセットとシャブリで、…え〜と確か1人約$20。
スープか前菜か、パスタとメインを何にするか、チョイスする。メニューは英語とフランス語しかないので、内容を解析するだけで一苦労でした。
これはシーフード・グリル。
すごいでしょ。インパクトあるよね。「姿」で出てくるからね。周りにホタテのグリルもついてきてボリューム満点。エビの泥臭さも、アメリケーヌっぽいこってりソースに消されてそんなに気にならない。
なおちゃんも裕里も魚介をメインに据えていたんだけど、アタシだけガチョウのミートパイを頼んだ。
ガチョウのひき肉とポロネギを炒めたモノが詰まっている。やはりクセのある肉を使っているだけに、すこ〜しクサミがある。しかし、ほわほわとした優しい口当たりで、肉の旨味も良く出ていて美味しい。2種類のソースでいただく。ちなみにパイは、軽くてふんわりしたものではなく、ぎっしりと目の詰まった地厚の生地。これだけでかなりどっしりと胃に溜まる。
見た目は普通だったけど、これがイチバン美味しかった気がする。…ここに来て初めて「あぁ。ヴェトナムでは魚介類より肉の方がハズレがないんだな」と認識できた。
ちなみにこれは余談だけど、この日はアタシとなおちゃんだけアオザイで出かけました♪二人とも、2着作った内のラフな方の1枚です。
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2002/05/01 | かづよ備忘録
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