シンギュラリティはやってくるだろう

2015/12/30 | 直情径行 | hideichi

20世紀の予言
1901(明治34)年「報知新聞」

・無線電話で海外の友人と話ができる
・いながらにして遠距離のカラー写真が手に入る
・野獣が絶滅する
・サハラ砂漠が緑化して文明がアジア・アフリカに移る
・7日で世界一周ができるようになる
・空中軍隊や空中砲台ができる
・蚊やノミが滅亡する
・機械で温度を調節した空気を送り出す
・電気の力で野菜が成長する
・遠くの人間と話ができる
・写真電話(テレビ電話)ができる
・写真電話で買い物ができる
・電気が燃料になる
・葉巻型の列車が東京・神戸間を二時間半で走る
・鉄道網が世界中に張られる
・台風を一ヶ月以上前に予測して大砲で破壊できる
・人の身長が180センチ以上になる
・医術が進歩し薬が廃止され、電気で無痛に手術できるようになる
・馬車がなくなり、自転車と自動車が普及する
・動物と会話でき、犬が人間のお使いをする
・無教育な人間がいなくなり、幼稚園が廃止され、男女ともに大学を出る
・琵琶湖の水で起こした電気を国内に輸送する

今から100年前の人の未来予想、これが結構当たっていてビックリである。
どんな知見があってこの予想を導き出したのか、興味深いところではある。

さて、以下に最近の人の未来予想がある。

シンギュラリティは近い―人類が生命を超越するとき
http://www.amazon.co.jp/dp/B009QW63BI

・脳みそをデジタル化できるようになる
・ヴァーチャル・リアリティが完全になる
・臓器の大部分が不要になる
・人間が死ななくなる
・人工知能が人間の知能を超える
・クローン技術によって食料を生産できるようになり、飢餓がなくなる
・遺伝子をコントロールすることで、美食をどれだけ楽しんでも、肥満にならないようになる
・エネルギー問題が完全に解決する
・ワームホールを生み出し、ワープできるようになる
・霧状のナノボット(フォグレット)によって、ヴァーチャル・リアリティが現実空間で実現されるようになる
・宇宙を支配できるようになる
・新しい宇宙を生み出すことができるようになる

予想を導き出した根拠も述べられていて説得力がある。
しかし、その予想内容はどうみても「ありえない」としか思えない。
しかし、1901(明治34)年「報知新聞」の予想も、当時は「ありえない」という戯言だったのではないだろうか。

シンギュラリティはやってくるだろう。
しかし100%は実現しないだろうが、50%以上は実現するだろう、
そんな未来がやってくる。

特異点に到達した時は、あたかも瞬間的に世界が変わったように感じるかもしれない。
しかし、しっかりアンテナを張っていれば、その兆候をとらえることができるはずだし、
恐らくすでにその兆候は表れている。

細かな兆候を拾い集めて、理解し、応用していくことが大事だ。
なにが大事かって?
特異点がやってきた時に、出来るだけ早めに、その波に乗れるように準備しておくことが大事だ。
身の蓋もなく言えば、それまでにお金を貯めておくこと。

特異点に達した時、世界は二つに分かれる。
「信じる者」と「信じない者」の世界だ。

「信じない者」は意識を正常にアップロードできない。
データ的には正常にアップロードできると思うが、アップロードされた意識は恐らく正常に機能しないと思う。
正常な機能とは、「社会的、または人間的に正常な人」としての意識だ。

「信じる者」は、自分自身の意識をイメージできる人である。
自分自身の意識をイメージできる人は、たとえ肉体を失ったとしても意識だけで、自分自身をイメージすることができる。つまり自己を確立できる。

「信じない者」は、欲、怒り、妄想などなど、雑多なしがらみが意識を支配しており、意識が肉体を離れた途端、その意識はばらばらになってしまう。
データ的には一つの意識かもしれないが、内部的に分裂してしまった意識は、社会的、または人間的に正常には機能しないであろう。

意識がばらばらになったとしても、表面的にはなんら変わりはないかもしれない。
しかし、あらゆる制約を超越した人類(意識)は、世界をいともたやすく二つに分けてしまうだろう。
それはまるで、天国と地獄のような関係なのかもしれない。

科学と宗教が歩み寄ってきた。
シンギュラリティ、技術的特異点とはアセンションのことを言っているみたいだ。

シンギュラリティという言葉が飛び込んできて、簡単に検索して、出てきた情報のうわべだけを拾って、理解した気になって書いてみた。
つまり、本は読んでないw

僕は昔から宇宙の話が好きだし、科学とか、数学の話も好きだった。
なぜだか最近はこれに神道、仏教などの宗教が加わって、
量子論と仏教が似てるなーと思っていたら、オカルト記事ばかり目につくようになった。
実生活に影響しないよう、注意しながら楽しんでいる。
そこに人工知能の未来、シンギュラリティという言葉が飛び込んできた。
脳を、意識をアップロードしたらどうなるんだろう。
「悟空(寺沢武一)」という漫画の、1場面を思い出した。
全意識を「目」に集中して、情報の流れの中に飛び込む。
引きちぎられそうな意識を保っておく方法が、自分をイメージする。という方法だった。
自分自身の意識をイメージする。とは、欲、怒り、妄想なども客観的にイメージできることだと思う。
仏教的に言うと「瞑想」に当たるんだろうか。
そして欲、怒り、妄想などをほぼ完全にコントロールできる人とは、つまり悟りを開いた人なんではないだろうか。と妄想している。

人工知能の片鱗は、すでに見えている。
八百万の神様に感謝しながら、その時に備え準備して行きたいと思うし、それまで現世を十分に楽しんでおこうと思う。
多くの人が欲、怒り、妄想などに惑わされず自分を信じ、
明るい未来を信じて種を撒き、隣人を助けよう。
いくつもの宗教が、そう教えている。

昔はな、オフィスってものがあって、みんな満員電車に乗って通っていたんだよ。
若い世代にそんな話をする日が来るんでしょうか。

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