虎ノ門ヒルズ「但馬屋」にもの申す!
2014/07/01 | かづよの「不満なら売るほどありますけど」, かづよ備忘録 | kazuyo
第5回目は虎ノ門ヒルズ「但馬屋」にもの申す!
ミーハーな母に「開業したばかり(2014年6月11日)の虎ノ門ヒルズに行きたい!エイジドビーフも食べてみたい!」とだだをこねられ、但馬屋にランチをしに行った次第。
店頭にはどどーんと肉がぶら下げられており、ここで熟成の過程が見られるようになっている模様。迫力ありますな。但馬屋のエイジドビーフは、神戸牛を1頭買いして50日間熟成させてから提供されているとのこと。
ランチは3種類(すべて税別)。
120g 2,700円
150g 3,000円
180g 3,300円
グラム数でしか選べない。
肉の部位も焼き加減もサイドディッシュも選べず。
これで180g。
肉の他には、からし菜入りのドシンプルなサラダと、コーンスープ、ごはんがついている。
…なんでコーンスープなんだ。この重めの肉にはアンバランスな感じが否めない。肉の味に飽きたときに、からし菜はアクセントになって良かった。それにしても、ごはんが不味すぎ。炊き方間違えたのか、ランチだから安い米を出しているのか。
さて、メインディッシュの肉。部位は選べない。出されたものを食べるのみ。焼き加減も店オススメのブラック&ブルーと呼ばれる焼き方でやってくる。表面カリカリ、中はレア…と言われるが。
・ランチ時は行列ができているからか作り置きしている
・表面のカリカリさは半分失われた状態で出てくる
・中のレア具合も心持ち冷たい
・そもそも神戸牛は脂肪分が多いのでドライエイジングに不向きなのでは?
という感じ。肉を乾燥熟成させる場合、タンパク質分解がカギになってくるんだけど、神戸牛は脂が多く たんぱく質を多量に含む赤身部分が(普通の牛肉の赤身と比べると)少ないので、噛んでいても熟成された旨みが薄い。つまり「普通の神戸牛との差が少ない」ので、コスパが悪いなと思った。
あと、ドライエイジングさせた肉って、獣臭というか、そういう肉本来が持つパワフルな香りが立つんだなと思った。肉好きにはたまらん。
ブラック&ブルーで かつ サシの多い肉であればもう少し塩味がきついところが多いのだけど、そういうのを食べ慣れている人からするとすこし薄味と感じるかも。
付け合わせに泡醤油という、だし醤油をゼラチンで固めたものがついてきて、途中で味を変えたい時に少しつけて食べることができる。
接客についてはアレでした。
・行列ができているように演出するためか、店内の席が半分以上空いているのに入店規制する
・後から来た客に、先に料理を提供する
・客によって、手荷物に脂よけのクロスを掛けてくれたりそのままだったりしている
・空いている皿を下げずに新しい料理を持ってくるので、客が給仕のサーブを手伝わねばならない
開業間もないし、若い女将さんなので仕方ないのかな。これから改善されていくんだと期待したい。
さて。
帰りは、虎ノ門ヒルズのイメージキャラクター「トラのもん」wに会って
虎ノ門ヒルズより一足早く開通したマッカーサー道路(環状2号線)を通って帰った。
新橋-虎ノ門間(1.4km)のうち、この築地虎ノ門トンネルはなんと900m。虎ノ門ヒルズのビルの中をぶち抜いているという珍しいもの。羽田の湾岸トンネルを彷彿とさせる、なんかわくわくするトンネルだった。あー楽しかった。
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