ヴェトナム編:ホーチミンという街
「アジアでいちばん臭いところだ」…なんて脅されていたから、飛行機を降りた瞬間から悪臭を覚悟していた。…しかし、なんのなんの。乾期の終わりだったのも幸いしているのかもしれないが、思ったよりニオイはきつくない。
あえて言うなら、生ゴミの据えたようなニオイが多少するが、これならロンドンの方が臭かったなぁなんて悠長に思ってみたりして。
しかし、とにかくバイクの交通量がすごい!ホーチミンの人口700万人に対して、バイクの台数は何と300万台!「人口」という定義には、じいさん・ばあさん・乳飲み子も含まれているわけだから、そう考えると大人のほとんどはバイクを所有してると考えて間違いあるまい。
上の写真で分かるかな?
ホーチミンの大きな通りでは、バイクの交通量の多さから、バイクと自動車では走るレーンが区別されているのだ(街路樹が生えていてそこから中央線よりには入れないようになっている)。
15才になれば免許も取らずにバイクに乗れるってんだから、誰だって所有したくなるよね。走っているバイクの殆どが50ccクラスで、2けつ(二人乗りのこと)・3けつ、ノーヘルは当たり前!今やすたれた「おネエ乗り(タンデムに横向きで座る)」も、ちらほら。一家4人が乗ったり、女学生4人乗りなんていうサーカスもびっくりな曲芸乗りがわんさといた。
…ちなみに、ホンダのカブが$3,000。ヤマハのメイトが$6,000(共に新車価格)だそうだ。
ゴミの夜間収集
そう言えば、ホーチミンの町はキレイだったな。ゴミがほとんど落ちてないし、それどころかゴミ捨て場が見あたらなかった。…それもそのハズ。ゴミは夜間収集しているらしい。
その方がいいよ!昼と違って夜は意外と涼しいので、ゴミが腐臭を発する前に収集されていく。トウキョウも夜間収集されるようになんないかな。頑張れ!イシハラ知事!
さておき。こんなとこでも日本車大活躍!収集車は日本でもおなじみのISUZU製でした。
これは道の対岸から収集車を撮ったのだけど、前を横切るバイクの交通量の多さをもうかがい知ることが出来るんじゃないかしら?横断してくる人なんかもうっすら見えるから、心霊写真みたいになっちゃってちょっと恐いんだけど(笑)。
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2002/05/01 | かづよ備忘録
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