ヴェトナム編：ヴェトナム料理店「テンプル・クラブ」

ここもガイドブックによく出てくる有名店。『ファニー』というカフェの２階にある。旅行から帰ってきたら、あろうことかOggという雑誌の特集で雨宮塔子さんも訪れていた。

アジアの国を訪れて思うのは、現地食のお店に欧米人って殆どいないという事。彼らはアジアでは頑なにハンバーガーとかパスタとか、美味くもなさそうなもんを好んで食べている。そういうの見てると、チャレンジ精神・味覚共に死んでるんじゃないかと思う。

しかし、この店には結構欧米出身っぽいお客さんが入っていた。味は確かに美味しかった。

ここで初めてチキン入りのフォー『フォー・ガー(写真左上)』を食べた。牛肉のものより幾分あっさりしている。ササミのような肉なのだが、食べてみるとふっくらしていて美味しかった。これも好みでミントの葉・モヤシなどをトッピングして食べる。

右はゴイ・セン・トム・ティットというサラダ。蓮の茎・えび・豚肉・香草、味のアクセントにナッツが入っている。これはニュクマム・チュア・ゴットがたっぷりかかっていて、甘酸っぱ辛い。

蓮の茎は、フレッシュ・ホワイトアスパラガス(つまり、缶詰じゃない新鮮なヤツ)のような歯ごたえだった。さくさく と ごりごり の中間のような歯触りで、味はウドのような、それ自体には大してクセもない。

チャーハン(写真左下)は、タイ米のようなぽそぽそした熱帯地方特有の米で作られていた。味は大して特筆することなし。こちらの料理にあまり馴染めない人には、香草も使われてなかったし、普通に食べられると思う。

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