ヴェトナム編:ベン・ダイン市場
アジアっちゃぁ、市場でしょ!
ベン・タイン市場は、1914年にフランス人によって作られた。外見はやっぱし おフランス風な建物で、市内でも最大規模の市場である(ここ以外にも、ホーチミン中心部からはちょっと離れているが、ビン・タイ市場という結構大きな市場もある)。
米をはじめとした穀物・野菜・フルーツ・魚・肉などの食料品だけでなく、衣料品・鍋・釜・食器・バッグ・靴・偽ブランド・へんてこな木彫りの彫刻…何でもそろう。1畳よりちょっと小さいくらいの敷地に、堆く積まれた商品の山・山・山…。すごい。
面白いのは、しっかりと区画整理がされていることである。人がすれ違えないほどの狭い路地を介して、商品の種類別にそれぞれの売場が分かれているのだ。だから、食器が買いたければ食器だけを売っている区画に行けばいいし、衣料品がほしければ衣料品の区画に行けばよい。非常に合理的にできている。
何と言っても、雰囲気が楽しい。
これだけ密集したところで隣りと同じものを売っているわけだから、当然値段交渉も激しい。その駆け引きがまた何とも言えなくアジアっぽくていい。白熱して議論してる横で、あのプラスティックで出来たイスに腰掛けて、ウマそうにごはんをかっ込んでいるおばさんがいたりして。
全てのものを包み込むこの熱気が心地よい。
願わくば、もう少しゆっくり見学・買い物をする時間が欲しかったが。まぁ、仕方ない。
市場内のエステ
この風情でエステとはね!
顔の産毛を、凧糸をよったもので取ってもらっていたり、マニキュアを塗ってもらっていたりする。…でもよくよく見てみると、どう考えてもアタシが塗った方が上手い!あんな塗り方で一体いくら取ってるんだか。ここでなら、トップネイリストになれると確信した。
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2002/05/01 | かづよ備忘録
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